山にあるもの、旬のもの。季節を感じる週末限定・里山レストラン。

羽後町の山間部、田代地区の母さん達が中心となって2020年に始まった郷土食レストラン。出羽丘陵の里山に囲まれ、かつて冬には雪で閉ざされた集落で代々受け継がれてきた季節の郷土食がお楽しみいただけます。

豪雪地帯の山間部の春は遅い。ようやく雪が溶け山に緑が芽吹く4月末、ふきのとう、タラの芽、コシアブラなどなど旬の採れたて山菜を贅沢に使った献立からスタート。季節の移り変わりに合わせてメニューを変化させながら、11月末、大根やかぼちゃ、キノコ類が中心の霜月御前で年内の営業を終了します。

羽後町田代地区の山の恵み、羽後町産・秋田県産の食材をふんだんに。

羽後町の山で採れた山菜やキノコ、近隣農家さんのお米や野菜をふんだんに使っています。味噌だって地元のお米から作った麹を使った贅沢手作り味噌を使用。時には旬の食材を求めて鳥海山麓まで山菜採りに遠征することもあるそうで、これぞまさにご馳走の語源の心意気。

最高のコストパフォーマンス。あるもんで御前 1,100円(税込)

旬の食材ばかりを使用した心づくしランチ御前が、なんと税込1,100円。さらに”羽後町ならでは”を楽しみたい方は、羽後町名物・冷がけの西馬音内そば（ハーフサイズ・300円）をどうぞ。食後にはコーヒー、デザート（各200円）もおすすめです。

レストラン開催場所は「旧長谷山邸」

あるもんでの営業場所である旧長谷山邸は明治15年に建築された羽後町田代地区の当時随一の豪農のお屋敷。民家としてはかなり大きな部類で、太い梁、大きな土間、ボタンもダイヤルもない電話交換手を呼び出すタイプの電話機など、食事以外にも見所はたくさん。レストランとして利用している座敷以外も見学可能です。また、旧長谷山邸の敷地内にある鎌鼬美術館もご覧いただけます（拝観料別途）。

積雪のある期間は休業。

ここ田代地区は50年前は冬ともなれば2mを超える雪が積もって陸の孤島となった場所。あるもんでメンバーも自宅の雪かき、雪寄せ、雪下ろしで精一杯。営業どころではなくなってしまうのです。これも雪の町、羽後町ならではですね。

ABS秋田放送で紹介されました。

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