稲架掛け(はさがけ)は循環型農業の象徴
羽後町の山間部ではお米を天日に干して自然乾燥させる「稲架掛け(はさがけ)」の風景が今でも残っています。
トラクターなどの便利な機械が登場するまでは、田んぼを耕したり稲を運んだり、材木を山から運んだりと山間部での暮らしには馬や牛の作業力が必須でした。当時はそれぞれの農家で牛や馬を飼っていたのです。
農家は牛馬を飼いならし田んぼを耕します。稲架掛けをして手元に残る稲藁(いなわら)はその牛馬の餌になり、小屋の敷き藁になります。そして牛馬のフンは堆肥となって田んぼに戻りました。
さすがに田んぼを耕す際に牛馬の力は借りませんが、羽後町の山間部では稲作をしながら牛馬を飼う農家が今でも多く残っており、稲藁を確保するために稲架掛けが今でも行われているのです。
1年に2週間のみ出現する「はさがけライトアップ」
羽後町の秋の風景を彩る「はさがけ」が、2021年よりライトアップを始めました。秋の夜にぼんやりと浮かび上がるはさがけを見に、ぜひ羽後町田代まで足をお運びください。
基本情報
名 称 | 羽後町はさがけライトアップ |
住 所 | 秋田県雄勝郡羽後町田代字門前(ハサ門前) |
ア ク セ ス | 【電車】JR奥羽本線 湯沢駅からタクシー・レンタカーで25分 【車】湯沢横手道路 湯沢I.Cから25分 |
期間 | 毎年9月25日頃 〜 10月10日頃まで |
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町田代字門前(ハサ門前) |
ア ク セ ス | 【電車】JR奥羽本線 湯沢駅からタクシー・レンタカーで25分 【車】湯沢横手道路 湯沢I.Cから25分 |
MAP
羽後町はさがけライトアップは「ハサ門前」にて行われます。